高校卒業後1年間のブランクを経てアメリカの大学サッカーチームに入団した話。
こんにちは。はじめまして。
定期的ではありますがこのはてなブログを使って記事を書いていきたいと思います。
まずはじめに簡単な自己紹介を
僕はアメリカ東海岸にあるとあるリベラルアーツカレッジに通うSophmore(大学二年)です。現在はニューヨーク州立大学に編入し、Juniorです。
アメリカには大学留学で初めて来ました。専攻はBusiness Management でInternational Relationsも副専攻にしようかなと考えているところです。ちなみにペンシルベニア州在住です。
現在はニューヨーク州に在住しています。
さて本題です。
僕は2015年夏に初めてアメリカに来ました。その年の春に高校を卒業、ギャップイヤーもなくそのままアメリカの大学に入学しました。(留学までの経緯は後ほど)
まず、言っておきますとアメリカの大学に入学してもサッカーをやる気はさらさらなく、勉強も大変だろうと思い自分のなかで一区切りつけていました。
ちょっと話はそれますが、アメリカの大学ってスポーツがとても盛んで、フットボールやバスケットボールなどの人気スポーツには多くの観衆が毎試合集まるんですね。それに加えて、アメリカの大学にはNCAAという大学スポーツを管理、運営する機関があって、大学ごとにも知名度や大学の規模によって、ディビジョン1,2,3というようにグループ分けされています。
ちなみに僕の大学は
ディビジョン3に所属する大学でした。
なんだあ、日本でいうJ3みたいなものかあ、という人もいると思います。そうです。(適当)
ディビジョン関係なく強いスポーツが大学にそれぞれあると言われますが、D1に行くほうがテレビ放送もありますし、スタジアムも大きくなってくると思います。プロを目指す選手もD3よりはD1に行くほうがチャンスは多いと思ってるのではないかな。なのでD3とは僕が思うに、文武両道に根差したリーグだと思います。なぜなら、アカデミックなクラスもしっかり成績を残して、スポーツも同じように頑張る。別にD2、D1がそうではないということではない思いますが、D3のチームに所属してみて僕はそう思いました。
じゃあどうしてサッカー部に入ったの?
ではサッカー部に入るまでの話。
それはちょうど一年前くらいの話になります。
サッカー部に入る前の僕は、大学にある体育館で友達と遊びでサッカーを半年ほどやっていました。その時、アメリカ人の友人が「お前は大学のチームでプレーしたほうがいいよ、できるよ」なんていうことを適当なのか確信があったのかで言ってきました。
当時僕はブランクが1年あり、サッカーやっていたら勉強に支障が、、と思っていたくらいなのでまさか自分が所属するとは思っていませんでした。
そんなこんなでサッカー部の知り合いにコーチの連絡先を聞き、普段遊びでサッカーしている友達3人で練習に参加してみることに。
感想
まあ、でかくて速い。
それが最初の印象でした。
そして自分がどれだけサッカーから遠ざかっていたかを実感しました。体力がなかった。走力もパワーも完全に一番下でしたね。唯一通用すると思ったのは、一瞬の動き(俊敏性)と基礎的な技術でした。
そんな感想だった僕に対して一緒に参加した友達はここでプレーするのはつまらないなんて言っていました。
僕は迷いました。
このまま参加し続けて(トライアウトを経て)入団を目指すか、それともこれからも遊びで楽しくサッカーするか。
そんな悩みを持っていたころ、同じクラスを取っていて仲良くなった、NJ出身のスポーツガール、ソフィー(仮名)が話を聞いてくれました。彼女もバリバリのラクロスチームに所属する(エース)、気さくなアメリカ人でした。
相談したら、
即答で「やるべき」と。
いやまだ全部話し終わってないけど(笑)
しかし彼女はしっかりとした考えを持っていて、大学の公式チームでスポーツをすることはすごく意義のあることだとと言ってくれました。特に僕はふつうの留学生だったので必ずプラスになると言ってくれました。彼女の助言がなかったら今頃サッカーやってないですね。現在彼女は大学を卒業して、マンハッタンで働いています(凄い)
そしてここから、苦労しとても大変だったサッカー部の練習に参加することを決意します。
何が大変だったか
まず、早朝6時からの筋トレ、走り込みが週2、3回あります。その当時僕は夜遅くまで勉強することも多々あったので、体力的に持つか心配でした。
そして、練習。練習はこれといってハードなものではありませんでしたが、監督は規律に厳しい人でした。なので誰かが練習(20分前には集合というルールがあった)に遅刻するともう大変です。
地獄の走り込み。
いやいや、これじゃあ日本の高校の部活と一緒じゃん?!
と何度思ったことか。
しかしやり抜きました。これで精神的にすごいタフになったと思います。
あと、チームメイトと仲良くなるのも最初は苦労しました。
シーズン途中に入ってきた留学生?は? みたいな(笑)
これは日々の練習やパーティー(サッカー部で家を持っていたので、毎週ハウスパーティー)で解消されていきましたね。
僕が自転車を盗まれたときには、チームメイトみんなが10ドルずつ出し合って新しいものを買ってくれたりしました(泣きました)
そんなこんなでチームに溶け込んでいったのがちょうど一年前の話です。
辛い練習やハードな筋トレをこなしながら、確実に心も体も鍛えられました。
スプリングシーズン(2月-5月)は公式戦はありませんでしたが、練習を通したトライアウトで監督にチームに入団することが認められました。
そして、次の学期から本格的にシーズンが始まるのでありました、、、
書いてみたら結構長くなったので、このトピックについてはいずれ、後編も書こうと思います。
ちなみに、アメリカの大学でD1やD2の上位校でスポーツチームに入ってる留学生は相当タフだと思います。スポーツも全力でやりながら、アメリカの大学のアカデミックな授業にもついていかなきゃならない。。。
最近でアメリカ大学サッカーの日本人といえば、遠藤翼選手。
彼は大学卒業後、MLSのドラフトでトロントから一位指名されて入団してますよね、、、すげえ。(彼の大学時代の写真)
サッカーではないですが、井上先生のスラムダンク奨学金でアメリカの強豪大学に行った選手も何人かいますよね。アメリカで頑張る日本人スポーツ選手応援してます。(誰目線)
コミュニティサイトやってます。
では、また次の記事でお会いしましょう!
Have a good one!