【旅行】エジプトに行く前に知っておきたい10のこと
こんにちは。
またお久しぶりになってしまい申し訳ありません。
大学のセメスターが終わり、卒業式に出席し、家の片づけをし、エジプトに2週間バックパックして日本に帰ってきました。
今日はそのエジプトでの2週間でどんなことがあったか、良かったところ、悪かったことを含めエジプトについて僕が思ったことやおすすめスポットについて書いていきたいと思います。
そしてこの記事が、これからエジプト旅行を考えている方、バックパッカーの方のお役に立てたら嬉しいです。
目次
- エジプト旅行に持っていくべきもの
- もし空港で荷物をロストしてしまったら
- タクシー、電車の乗り方
- エジプトで気を付けること(食べ物)
- エジプトで気を付けること(人)
- エジプトのおすすめ観光スポット
- おすすめツアー(白砂漠、黒砂漠キャンプ)
- エジプトの物価、チップ
- エジプトのお土産はなにがいい?
- エジプトは行ってみて実際どんな国だったか
エジプト旅行に持っていくべきもの
エジプトは言うまでもないですが、非常に気温が高く乾燥しています。ですので水は必要不可欠になりますが、それは現地で購入するとして僕がエジプトに持って行くべきだと思うものが普段使い慣れている薬と携帯用アルコール消毒液です。当たり前ですが初めて行く国では何が起こるか分かりません。実際、僕は食べ物にあたり点滴をする羽目になりました。エジプトの旅行で水や食べ物であたり、腹痛や嘔吐になる方も結構多いようなので正露丸や胃薬、風邪薬があると役立つかもしれません。(僕は薬も効かず病院行きでしたが)
エジプトに行くと分かりますが、公衆トイレがすごく少ないです。(観光名所にはありますが。)なのでアルコール消毒液でこまめに手をきれいにすることがばい菌の予防になったりして良いと思います。動物やなにかに触った後など、手をきれいにしたいけどトイレや水がないときは便利なので一つあるとGood
もし空港で荷物をロストしてしまったら
これは誰にでも起こることではないですが、一応。現に僕はスーツケースをカイロ空港の手荷物受け取り場で受ける取ることができなく、エジプト旅行中はスーツケースをロストしたままで、帰り際に空港で見つかりました。ほんと良かったです。
出来ることなら機内持ち込みサイズのスーツケース一つに持ち物をまとめられるのがいいんですけど、お土産も買うしスーツケースを手荷物預かりで預けると思います。もしいつになっても手荷物受取から出てこない場合は落ち着いて空港の案内カウンターもしくは荷物の紛失等を扱っているカウンターがあるのでそちらに尋ねてみてください。僕の場合はカイロ国際空港でしたが、係員の人には英語通じました。
そしてreference numberという番号が書かれている紙をもらいます。それが荷物の案内番号となりますので大事に保管してください。係員の人に連絡先の情報も要求されるのでもし使える携帯電話番号があればそちらを、なければメールアドレスでいいかと思います。
荷物が見つかるまで2日3日と言われましたが、届いたのは10日後。あまり彼らが言うことをあてにしないほうがいいと思います。(笑)
一生懸命僕たちのために連絡をとってくれた方もいましたが。
タクシー、電車の乗り方
エジプト(主にカイロ)での交通手段としてバス、タクシーそして電車があります。
まず、バスですがどこにでも走っていますが観光客が乗るべきではないと思います。
一応乗り方としては、道路を走っているバスを見つけドアからささっと乗ります(笑)普通に停車もすると思うのですが、交通量の凄く多いカイロましてやダウンタウンではこの乗り方が普通なのでしょう。なのであまりお勧めはしません。
タクシーですが、結構どこにでもあります。日本人旅行客を見つけると、話しかけてきます。「コンニチハ、ヤマモトヤマ!!」
エジプト人のいう日本語の定番らしいです。(エジプト人の友達から聞いた)
値段ですが旅行客に対しては少なからず高く見積もってきます。なので自分から値段を聞くのではなくあらかじめおおまかな値段を決めておいて先にドライバーに言うというのも一つの手なのではないでしょうか。僕はタクシーを使ったのは2、3回ほどであとは現地でSIMを買い、Uber(ウーバー)を使って移動してました。
実際、ウーバーの値段が一番安定してるんですよね。日本は違いますが。
電車ですが、カイロ市内には地下鉄が走っています。料金は一律な上、めっちゃ安いので荷物がなく簡単な移動がしたいときに使ってみてはどうでしょうか。
そのほかにカイロからルクソール、アスワン、アレキサンドリアといったほかの観光名所に行くための列車が運行しています。長距離移動となりますので寝台列車もありますが僕は普通の席で寝れました。一等席?だったか忘れましたが、クーラーもあり意外と快適でした。切符ですが、すべて駅で購入することが出来ます。
エジプトで気を付けること(食べ物)
エジプトの料理は魅力的です。
エジプトの料理は基本的に豆やお米、野菜を使った料理が多いです。ただずっと放置されているような料理をたべるときは要注意、当たり前ですが食べないほうがいいです。(食べた本人が言えることではない)エジプト料理ではないにしても同じですが。
エジプトに行って最も大変だったといっても過言ではない食あたり。基本的には問題なかったのですが、フルガダにいったときのホテルで、やられました(笑)
明らかに1日放置されていたであろうスイーツの盛り合わせを食べてしまったんです。そうしたら次の日から嘔吐、下痢が止まらず。散々でした。ホテルに病院の先生を読んでもらい、検診を受け点滴しました。点滴を受けてからは楽になったのですが、それ以前はベッドで寝た切り状態。水を飲むにしてもお腹が受け付けてくれない状態でした。
エジプト人の友達と一緒に薬局で薬を買って飲んだのですがそれも効かず。もういざというときは点滴が一番です。
そのおかげで2、3キロ痩せました。いやもっと痩せたかも。半年会ってなかった親にも驚かれるほどでした。祖母には誰?と言われるほどです。
エジプトで気を付けること(人)
エジプトに行って、実際に現地の人と交流してみて感じたのですが、エジプト人って良くも悪くも人懐っこい人が多いです。その割に結構信用ならなかったりします。僕はこの旅行中、友達と二人で、計画を自分達で考えて行動していました。旅の中でいろいろなガイドやドライバーの人に出会いました。全員が全員信用ならないというわけではありませんでしたが、中にはバスチケットを3倍の値段で売ってきたり、ツアーの値段を定価の倍の値段で提示してきたりする人もいました。(エジプトでは値切りが大事です)予定をすっぽかされたりすることもあったので、エジプトでは人を選ぶときは慎重になったほうがいいと思います。それか、どちらかが引くまで値段交渉。
他のブロガーさんの記事で読んだのですが、日本人客に話しかけ仲良くなったあとに詐欺を仕掛けるといった巧妙な手段を使うエジプト人もいるらしい(結構有名でウィリアムという名前らしい)ので、気を付けて楽しい旅行にしてくださいね。
エジプトのおすすめ観光スポット
エジプトの観光スポットですが、定番でギザのピラミッドは行くべきだと思うんですが、僕がおすすめしたいのはアレキサンドリアという都市です。カイロから車で2,3時間いったところにある地中海に面する近代都市です。
アレキサンドリアはカイロに次ぐエジプトで2番目に大きい都市ですが、街の雰囲気はカイロとはまったく違います。カイロはどっちかというと、忙しく、人も多く落ち着きがない感じですがここは非常に落ち着いていて、海もありリラックスできます。新鮮な海鮮料理もありとてもおいしかったです。
おすすめツアー(白砂漠、黒砂漠キャンプ)
僕がおすすめしたいのはカイロから車で六時間ほど行ったところにあるスポット、白砂漠、黒砂漠キャンプツアーです。ツアーの値段に幅はありますが、ひとりあたり$100-$150で行けると思います。そのくらいの価値があります。僕はツアーに参加しました。一泊二日で砂漠のど真ん中でキャンプです。絶景でした。夜空もきれいでした。
あえて写真は載せませんが気になる方は検索してみてください。絶対に行きたくなると思います。
エジプトの物価、チップ
エジプトの物価は安いです。だいたいペットボトルの水が15円くらいで買えます。しかし旅行客にたいしては値段を釣り上げて売っています。僕はこれ最初は納得いかなかったのですが、水が生命線なので受け入れます。イスラームの社会では裕福な人が貧しい人を助けるといった教えがあるようで、現地の人たちは観光に対して高く売るのが当たり前と思っているんですかね。
お土産や食べ物など、妥協できる値段ではあります、全体的に物価が安いので。しかし、僕の友人はそれに納得できず現地の人と喧嘩してしまいましたが...なので値段交渉することは必ずおすすめします。
チップはだいたい10-20EGPくらいがちょうどいいとアメリカに住むエジプト人の友人から言われました。ホテルのルームサービスやレストランとかはこのくらいが妥当だと思います。しかし、ダウンタウンにあるお店やモーテルではどうでしょう。あげなくてもいいと思えるくらいのサービスです。
観光名所に行くと必ず写真を撮ってあげる、案内してあげるといってチップを要求してくる人たちがいますが、これは無視でも大丈夫です。。適当に「シュックラン~」(アラビア語でありがとう)などといっておけば執拗にはついてこないでしょう。
一度失敗したのが、カイロにある有名なモスクに行った時のはなし。
靴を脱がなくてはいけない場所があり、そこで脱いだら係員らしきおじさんに靴をそこにおいていけと言われました。靴を手で持って中を見学しようとしていましたが、そのおじさんの言われるがままに靴を置いていきました。中を見学し終わり、靴をとりにいくと、さっきのおじさんが僕たちの靴を並べてニコニコしながら待っているのです。
あ、これはやられた、と思いましたね。(笑)
思った通りチップを要求されしぶしぶ渡しました。
エジプトのお土産はなにがいい?
エジプトのお土産ですが種類がたくさんあります。僕が買ってきて意外に受けたのがパピルス。結構歴史的な絵が描かれていると人っておおってなるんですかね。それにパピルスは持ち運び楽ですし。あまりこれと言っておすすめできるものはなかったので自分の目で見て買うのが一番だと思います。空港以外で買うなら比較的お土産は安く買えると思います。
空港でもお土産買いましたが、ドル表記だし、全体的に高かったです。
エジプトは行ってみて実際どんな国だったか
ここからは個人的な感想になります。
エジプトはどんな国だったか。
エジプトは、アフリカ大陸で一番最初に訪れて良かった国でした。
僕はこの旅を始める前に、南アメリカかエジプト(またはアフリカ諸国)に行く予定を立てていました。アフリカ大陸に一度は訪れてみたいという気持ちからエジプトを選択しましたがベストだったと思います。
ピラミッドや数々の遺跡には圧倒されます。またどこまでも続く砂漠と灼熱の暑さには精神的にも肉体的にも今までにはない疲れを感じました。
エジプトは刺激的な国でもありました。人々の生活スタイル、市内の喧騒はアメリカや日本とは異なり、イスラム教徒など今までまったく触れたことのなかったことばかりでした。一度行ってみる価値はありますし、それに対して思うこと人それぞれだと思います。それに、精神的にも疲労し考えさせられる旅になりました。エジプト人とのコミュニケーション、食あたりなどは疲労の原因でもありましたが、それはそれで良い経験だったのではないかなと思います。
そして、いかに自分がこれまで恵まれた環境で育ってきたかというのも改めて実感させられました。日本、アメリカと環境のいいところで生活し、勉強する。当たり前のことではないです。リサーチした訳ではありませんが、エジプトの子供たち全員が平等な教育を受けているわけではないと感じました。ましてや大学に行ったり、留学することはここでは限られたひとたちだけなのではないでしょうか。
いろいろありましたが、今の自分の現在地を再認識するという意味でも今回の旅は有意義なものになったと思います。
これからエジプトに行かれる方は旅行を楽しんでください!
また、東京都知事の小池百合子さんって意外にもエジプトのカイロ大学卒業なんですよね。あの難関アラビア語を使って大学で勉強するって考えただけでも大変。(アメリカ留学という選択肢はなかったのかな)これからもっと小池さんがアラビア語使ってるところを見てみたいですね。
以上でエジプトに行く前に知っておきたい10のことは終わりです。編集や追記はあるかもしれませんがざっとこんない感じです。
日本で少し体を休め、七月上旬からまたアメリカに戻ります。また新しい環境でのスタートとなるので、なにか自分としても新しいことを始められたらなと思います。
留学情報コラムをやってます。
ではまた!
Have a good one!!